プレスリリース

地上観測データにAI技術や気象ビッグデータ融合 日大と共同研究開始

2021年10月25日

株式会社afterFIT内の部門であるafterFIT研究所と、 日本大学生産工学部 豊谷研究室(千葉県習志野市)は、 再エネ事業への応用をめざし、「気象観測でのビッグデータに新たなデータソースの探索を加えた気象予測の研究」 を共同で開始することに同意しました。日本大学生産工学部の校舎屋上に設置した「雲カメラ」 から取り込んだ画像データに気象ビッグデータ(気象衛星や地上レーダーによるデータ)を組み合わせ、 同化(※)の方式を研究するものです。


太陽光発電所の発電量は、毎時毎分の天候、特に日射量に大きく左右されるため、従来のエネルギーと比べて扱いが難しく不安定です。そのため、太陽光発電由来のエネルギーを安定的に活用するには、その発電所がある場所の数分~数十分後の日射量を、ピンポイントに予測する必要がありますが、一般的な気象予測で利用される気象庁のデータでは、この要件を満たす予測は不可能です。 本共同研究では、雲の動きや厚さをとらえた画像データをAIに解析・学習させ、そこに気象理論を組み合わせることで、太陽光発電所所在地の日射量を5~30分単位で予測し、発電量予測の精度向上を目指します。 日本大学とafterFITは、今回のような学際融合的な研究を進めることによって、社会に対する新たな価値の創造に挑むとともに、afterFITが運営する各種サービスへの応用実現を見据え、取り組んでまいります。


※ 数値モデルの再現性を高めるために行われる作業。数値モデルに実際の観測値を入力し、それぞれに生じる誤差を確率分布で表現することで許容し、より真値に近い結果を推定すること。


■概要
・共同研究名称: 気象観測でのビッグデータに新たなデータソースの探索を加えた気象予測の研究
・共同研究開始日: 2021年10月1日
・参加者:
日本大学 生産工学部 豊谷 純 教授
https://www.cit.nihon-u.ac.jp/
https://www.toyotani.org/logistics_IT.html
株式会社afterFIT  afterFIT研究所
宮谷英理(afterFIT研究所代表)、田中 一利(afterFIT研究所 研究員)、横田 英俊(afterFIT研究所 研究員)、 平田 謙次(afterFIT研究所 研究員)
https://afterfit.co.jp/labo/

■豊谷研究室について
専門知識(IT、マーケティング、AI、データサイエンス、シミュレーション等の技術)と企業経験を活かし、実用性かつ面白くワクワクする感覚を大切にしながら、社会で実際に役立つような研究活動を実施。

<主な活動>
日本情報ディレクトリ学会 事務局長 (2013/07/01~)
日本情報ディレクトリ学会 理事 (2011/07/01~)
日本人材データ標準化協会 副会長 (2018/11/13~)
日本人材データ標準化協会 理事 (2002/05/08~)
日本工学教育協会 工学教育研究講演会委員会 委員 (2013/11/14~)
千葉県立中央博物館 共同研究員 (2009/04/04~)