プレスリリース

北海道のサーキット場跡地、蓄電システム併設35MW発電所が稼働

2020年12月17日

北海道・白老町のサーキット場跡地に建設していた「白老町竹浦ソーラー発電所」(以下、本発電所)が10月末に完工し、株式会社afterFIT(代表取締役社長:谷本貫造)が管理運営業務(O&M)を担当して稼働開始しました。白老町最大規模の太陽光発電所で、出力の変動幅を抑えるためにコンテナ型の蓄電システムを併設しています。

本発電所は、敷地面積 163.5ha に太陽光パネル約 92,000 枚を設置。出力規模約 35MW、年間想定発電量は一般家庭の 8,663 世帯の年間電力消費量に相当します。

開発資金は、発電事業者である「アフターフィット大和白老町竹浦ソーラー合同会社」に大和エナジー・インフラ株式会社(代表取締役社長:松田守正)がエクイティ出資するとともに、グリーンボンドのスキームにより資金調達をしています。施工は、京セラコミュニケーションシステム(京都市)を元請けに、afterFIT(東京都港区)が一次請けを担いました。完成後のアセットマネジャーは、大和リアル・エステート・アセット・マネジメント(東京都中央区)。

本発電所は、北海道有数のサーキット場だった「白老カーランド」跡地に建てられたもので、全長2250メートルのメインコースのレイアウトを生かして太陽光パネルを設置した他、周辺部の地形を生かして開発しました。コンピューターによる3D(3次元)設計を駆使した土木設計が特徴で、緩やかな斜面に、段差なくパネルを設置しています。これにより、最大限のパネルを設置したり、日影を最小限にとどめたりし、同一面積内であっても発電量を最大化する工夫が施されています。

また、出力変動による周波数の影響を最小限にとどめるため、北海道電力は、メガソーラー出力の変動幅について、1分間にPCS定格出力の1%以内に収める「変動率毎分1%」とすることを条件としており、大規模な蓄電システムの併設が求められていました。本発電所では、16個のコンテナに蓄電池を収容する大規模な蓄電システムを構築し、出力変動の制御を実現しました。

afterFITは、国内のグリーンエネルギー供給を増やすため、グリーン発電所の低コスト化に取り組んでいます。発電量を最大化したり、建設コストを削減したりすることを目指し、新しい技術を取り入れた発電所開発・建設・運営に取り組んでいます。