日本の太陽光業界はどうなるか? 再生可能エネルギー各事業者がディスカッション
2018.10.19

10月19日、浜松町の弊社afterFITカフェに再生可能エネルギー各事業者様をお招きし、第1回afterFITセミナーを開催しました。太陽光発電業界の様々な方にお集りいただき勉強会形式で業界の未来を考えていこうという試みです。

当セミナーの開催趣旨

開会にあたり、株式会社アフターフィット代表取締役の谷本貫造より挨拶を行いました。

谷本貫造本日は多くの太陽光発電事業者の皆様にお集まりいただき、ありがとうございます。
このようなセミナーは初めての試みです。開催趣旨は、業界関係者が集まり太陽光業界の未来やどのようなビジネスに取り組めばより良くなるかを共に考えたいというものです。

先週、経済産業省から新しい取り組み、FITに対するいくつかの指針が出されました。
この業界は、経産省・電力会社の新しい取り決めや変更が多くあり、それによって揺れ動く業界です。

さらにこの太陽光業界は斜陽産業と思われています。しかし、本当に斜陽産業なのでしょうか?

今回の経産省の発表では、高い買取単価はもうダメだという方針がありつつ、もう一方で、電力会社に系統を空けてもらう施策といったポジティブなことも書かれています。
世界ではヨーロッパのようにカーボンフリーの方針の下、火力発電所の否定と再生エネルギーの導入が進んでいます。
日本でも経産省の発表から、このような考え方を推進していく覚悟が感じられました。

総合すると、太陽光発電事業は高いFIT単価が終わるものの、ここから国内に再生エネルギーの導入活用という方向に進む。つまり、太陽光業界は今がピークではなく、これから日本でも再生可能エネルギーを選択するエネルギーシフトが始まっていく。ある意味、決意表明だったと受け取れます。
そこで、業界の様々な立場の方に集まっていただくことで、学び合い、より良い未来とビジネスの方向性を考えていきたいです。本日お帰りになる時にどのような学びがあるか。まずはやってみたい。皆様よろしくお願いします。

第1部 専門技術セミナー

テーマ 人気パネルメーカー10社の「本当の性能差」はいかに!?
発表者 分析チーム・久保田亮一

発表者 分析チーム・久保田亮一

第2部 ワールドカフェ形式による参加者によるグループディスカッション

テーマ 日本の太陽光業界はどうなるか?
経産省が再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)見直しのニュースを起点に

グループディスカッション

このafterFITセミナー初開催にあたり、ご案内から1日で満席のお申し込みをいただきました。
32名のご参加者には、発電所事業者、EPC、パネルメーカー、パワコンメーカー、電子・情報通信機器メーカー、電気主任技術者、メンテナンス事業者、投資会社……と、たいへん多岐にわたる業界関係者にお集まりいただきました。
4名ごとのテーブルに分かれて合計4ラウンドのディスカッション。最後はテーブルごとに発表をしていただきました。
多岐に渡るご意見が発表される中、日本の未来の電力のあり方を考えていこうという、たいへん力強い思いに集約されました。

懇親会

セミナー開催後は同カフェで懇親会を実施。
「業界内の横のつながりができた」と好評でした。

参加者のご感想

ご参加者様より多数のご感想をいただきました。その一部をご紹介します。

・メーカー、EPC、工事店などがフラットな場において意見を交換する場所が設けられたことは非常に良かったと思います。(今後のディスカッションに取り上げたいテーマは)ブロックチェーン取引。長谷見 純 様(メーカー)

・皆が知りたくともなかなか知ることのできない実力値の比較といった、非常に有用なデータを拝見できた。今後も太陽光の発展を考えている有志の方々と情報交換をしていきたい。ニックネーム・けい様(太陽光発電システム会社)

・普段お会いすることが少ない業界の方とも意見交換することができて、そういう見方もあるのかという刺激を受けました。ぜひまたこういった場で交流してみたいと思います。アフターフィットの1つの市場としての自家消費市場について色々な方と意見交換できたらと思います。RE100への登録を目指しているような企業の方と来れたら面白いと思います。ニックネーム・solar_sunrise様(パワコンメーカー)

次回は11月に開催!

次回の第2回afterFITセミナーは11月15日(木)19時から開催です。
ご参加登録(無料)と概要ご案内はこちらからどうぞ。皆様のご参加をお待ちしています。