第5次エネルギー基本計画の目標を実現するには? 再生可能エネルギー事業者のアイデア
2018.11.15

浜松町のafterFITカフェで開催する第2回セミナーは、業界を揺るがす新エネ庁の省令改正についての解説と日本の未来のエネルギー環境に関するディスカッションの二本立てでした。

第1部 専門セミナー

テーマ 未稼働案件に関する省令変更解説
発表者 山佐株式会社 環境エネルギー事業部 特高高圧開発責任者 東原隆行氏

10月に発表された「再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法施行規則」の一部を改正する省令等について、これまで事業者で行ってきた意見交換会・対策会議での議論を交えて解説を行いました。

一人でも多くの再エネ事業者にこの改正がもたらす影響についてご理解をいただき、11月21日の受付締切日までにパブリックコメントを出していただきたいとの結びになりました。

再生エネルギーのWEBメディアafter.FITでも、関連記事をご紹介しています。

第2部 ワールドカフェ形式による参加者によるグループディスカッション

テーマ あなたが経産省の担当だったとして考えてください。
日本のエネルギー環境を変えていくため、どういったことに取り組み、
どういった法制度を作りますか?

afセミナー11_2

4人でテーブルを囲むワールドカフェ方式です。最初に7月に発表された「第5次エネルギー基本計画」に触れ、日本が目指す2030年の目標、2050年の方向性を確認。再エネの位置づけや目標キーワードをから「日本のエネルギー環境を変える取り組み」について自由な意見交換を行いました。

ご参加者は発電事業者のみならず、メーカーご担当者、電気主任技術者、造成専門家、ドローン専門家……です。

最後のグループ発表で、各テーブルからご意見をいただきました。そのいくつかをご紹介します。

エネルギーは国力。これを再生エネルギーで実現したい。

・再エネを普及させていくに当たり、日本ではそもそもどのくらいの電力が必要なのか? リニアが通ったら・・・といった需要の見通しを精査し、きちんと数値化したい。

・昼間の余った電力を使おう。電気には深夜料金があり、この料金が安い。だが実際は逆ではないか?

・ライフサイクルコストで考えるべき。例えば、太陽光発電所の場合、造成・系統連系が整備され改修工事だけで維持できる40年・50年スパンで試算。

・バッテリー技術革新の産業支援が必要。電気自動車と比較するとバッテリーが高価。この違いはなぜなのか。

・電気を水素に転換した利用。出力抑制を行うより、水素プラントを保持してはどうか。流通を整備することで活用を支援。

懇親会

セミナー開催後は同カフェで懇親会を開催しました。

次回は12月6日(木)に開催

第3回afterFITセミナーは12月6日(木)15時から開催です。日中に開催ご要望が多く、15時開始となりました。ご参加登録(無料)と概要ご案内はこちらからどうぞ。また年明け1月の日程も先行お申し込みを開始しました。

皆様のご参加をお待ちしています。